こんにちは!
合同会社グランドジョブマスコットりゅうぽんです!
「ホームページはあるけど、生徒募集に活用しきれていない」
そんな悩みを抱えている学習塾は多いかと思います。
私のクライアント様であるプログラミング教室でも、サイトがあるのに集客にうまく活用できていない。。。
そんな悩みを抱えていました。
しかし、サイトなどの導線を改善することで、翌月から無料体験のお問い合わせ発生。現在も無料体験のお申し込みが継続的に発生しています。
この記事では、実際の大手学習塾の例を参考に、どのようにホームページを改善したらよいか、3つの視点+αでご紹介いたします。
自身の学習塾に持ち帰れるチェックリストもあるのでぜひ自分たちでも確認してみてください。
最後に無料診断レポートのご案内もあります。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
今回紹介する3つの視点
明光義塾のサイトを分析するのは以下の3つの視点です。
- お問い合わせ経路の最適化
- 信頼される情報設計
- お客様の利用につながる集客導線
この3つの視点はどれも「お客様の申し込みに特につながりやすい」要素に絞りました。
そのため、この3つを意識して改善するだけで今月からでも申し込みが増えること間違いないです。
それでは実際の例を見ていきましょう。
お問い合わせ経路の最適化
最も入塾に関連する部分です。
お問い合わせフォームやそこに辿り着くまでの導線などです。
ヘッダーに申し込み導線

ヘッダーに申し込み導線を設置することは必須です。
ただ設置するだけでなく
- 色を変えて目立たせる
- スクロールしてもついてくるようにする
- ボタン形式にする
この3つを意識するとお客様が利用しやすいものになります。
CTAの設置

CTAとは「Call To Action」の略称で、お客様に行動を促しお問い合わせにつなげる要素のことです。
CTAの設置において工夫する点があります。
- 他のグループと背景色を変える
- ボタンや行動を促す箇所は2つ以上設置する
- 文言も一緒に載せる
基本的にこの3つを意識するだけでお問い合わせに繋がる可能性がぐっと上がります。
また設置場所に関しても
- トップ(ファーストビュー)のすぐ下
- 本文の途中
- ページ最後
等が挙げられます。
お問い合わせページの工夫
お問い合わせページもただ設置するだけではあまりお問い合わせを促すことができません。以下の3つの工夫をすることで少しでもお客様にお問い合わせしてもらえる環境を整えましょう。
学習塾からのメッセージ訴求

お問い合わせページにもメッセージを入れます。構成は
- 見出し
- 概要
- 画像
この構成があるとかなり良いです。
ここの要素を設置する目的として、「ダメ押しの訴求」「お問い合わせ後のイメージの具現化」を狙う目的があります。
申し込みフォームの項目のシンプル化

申し込みフォームの項目は少ないほうが良いです。
基本的にお客様にはお問い合わせの労力を少なくさせてあげる工夫が必要です。
そのためにも
- 必須項目は最小にする
- 選択形式が可能なら選択形式にする
- 入力箇所は大きくする
これらの工夫が必要です。
「氏名」「メールアドレス」「学年」「お子様との関係」「お問い合わせ内容」この5つあたりを必須にするのが良いと考えております。
送信ボタンの明確化

送信ボタンは必ず目立たせてください。
可能であれば
「色は強調色」「ボタンに行動文言を記載」「矢印をつける」
これらを守るとかなり目立つデザインになります。
他導線の排除

お問い合わせページは「最後にお問い合わせさせるためのページ」です。
そのため、極力このページから他ページに移動するのを避けさせる必要があります。
そこで
- ヘッダーナビゲーションをなくす
- フッターのメニューもなくす
- 他の追従ボタンもなくす
- ページ内にプライバシーポリシーをスクロール形式で組み込む
などを適用することで、お問い合わせのみに集中させ、他ページへ移動させるのを防ぐことができます。
集客のための導線設計
ホームページは基本的に、様々なページを訪れてもらい、納得したうえでお問い合わせをしてもらいます。そのため、他ページへの導線設計は欠かせません。
明光義塾のサイトからわかる導線設計の工夫をご紹介いたします。
ヘッダーナビゲーションの最適化

ヘッダーにあるメニューをヘッダーナビゲーションと言います。
ここはお客様に最も目に入る導線のため、意図を持った設計にする必要があります。
学習塾の場合
- 学年
- 教室
- その他入会の際に気になる情報
このあたりのページへの導線があると、お客様の利用のしやすさが上がり、お問い合わせに繋がります。
目的別の導線設置

トップページは基本的に各ページのハブスポットとなるページです。
そして、お客様は基本的に欲しい情報があり、訪問してきます。
そのため、「学年別」や「目的別」のボタンや導線を設置します。これにより、お客様は自分にあった情報にアクセスしやすく、よりお客様をお問い合わせに近づけることができます。
下層ページの導線設置

各内容ごとに他ページへの導線を設置することも欠かしてはいけません。トップページで見た情報をもとに、「もっとどんな学習塾か知りたい」と考えます。
その際にすぐ下に関連ページへのボタンがあると、より情報を収集でき、お客様満足度が高まります。
先回り情報への導線

前述したように、基本的にお客様は意識しているかは別にして、欲しい情報があり、ホームページへ訪問しに来ます。
そのため、事前に「この情報を欲していそう」と考えそれらの情報あるページへのボタンやリンクを設置すると効果的です。
例えば
- 授業料について
- 入塾までの流れ
- 無料体験について
- 初めての方へ
- 授業内容について
- 他のお客様の声
などがあります。
この中から、適切な情報を設置するのがおすすめです。
フッターの構造化

フッターでは基本的に網羅的なメニューを設定します。これは別記事で説明するのですが、SEOにも関連する部分です。
このメニューは基本的に全てのページで表示されるため、主要なページやお客様にとって必要な情報を網羅的に載せる必要があります。
フッターのメニューをしっかり設定することで、お客様の情報のアクセスのしやすさが劇的に変わります。
信頼を獲得する情報設計
ここまで、お問い合わせ周り、導線設計など説明してきました。
これに加え、お客様が安心できたり、満足できたりする情報を載せることで、お問い合わせにグッとつながります。
どんな情報が必要なのか一つずつ解説していきます。かなり量があるので、覚悟して読み進めてください。
FV(ファーストビュー)の構成

ページの一番上にある最初に見える領域をFV(ファーストビュー)といいます。
ここの構成や訴求が悪いとページを全く見られないこともあります。
トップページのファーストビューは主に
- 生徒の画像
- 一番伝えたい短文メッセージ
- 概要
この要素を満たせるとよいです。
ホームページを見るのは「保護者の方(特に母親)」が多いことを意識して作成すると、読み進められるFVに仕上がります。
学習塾の強みの明示

自身の学習塾の強みは、他の学習塾と差別化するには必須の情報です。
強みを明確にしていないと、
「生徒の取り合い」や「価格競争」
におちいってしまい、生徒が集まりにくい状況と、学習塾経営が大変な状況になってしまいます。
もし、強みが明確になければいつでもご相談にのらせていただきます。強みの棚卸しなら任せてください。
学習塾の実績紹介

実績は学習塾を決める決定要因になります。多くの学習塾では進路実績などでその塾の特徴などが明確に出ます。
そのため、実績は明確に”数字を入れて””できるだけ具体的に”掲載することが大事になってきます。
学習塾に通った生徒の実際の声

リアルな生徒の声も大切になってきます。実際に似通った人の声の記載があると、保護者の方も安心感を持って学習塾にお問い合わせができます。
生徒の声の掲載ポイントは
- 顔を出して
- 学年や名前がわかり
- あえて生徒の言葉のまま
情報を載せることで、よりリアルな声を感じお客様に安心感を与えます。
保護者の視点からの情報

保護者目線の情報も大切です。前述したように、学習塾のホームページは基本的に保護者が訪問します。
そのため、「他の保護者の意見」というのは自分ごとに捉えられ、信頼構築をする大事な要素になってきます。
もしそのような情報がなければ、これから意識的に集められるとよいです。
保護者からいただくよくある質問

ここまで情報があっても、疑問は基本的に残るものです。そこでその疑問を先回りに解決します。
こうすることで
「そうそう、こんなこと知りたかった」
そう思ってもらい、保護者の方に信頼感を抱いてもらいます。
最新情報更新の視覚化

学習塾では、模擬試験や休みの日など、お知らせがいくつもあるはずです。
最新情報を伝える場所を設けることで、
- しっかり運営されている学習塾だ
- こういう事もやっているのか
などと実感してもらいます。
大事な子どもを預ける場所なので、こういった細かいところまで保護者の方は見ております。
学校種別のページ

学習塾は対象が小学生、中学生、高校生に分かれることがあります。
そうでなくても、1年生、2年生、3年生など学年で分かれることも。
その場合、それぞれの専門のページを作ることが大切です。
そうすることで、自分の子供に合った情報を適切に収集でき、よりリアルにお子様が通う様子を想像できるようになります。
校舎専用ページ

複数校舎がある場合は校舎専用のページも欠かせません。
保護者は
- アクセスはどうなのか?
- 教室の特色は?
- 教室の雰囲気は?
- 誰が運営しているのか?
- この教室の実績は?
など、実際に通う際に必ず関係のある情報を「このページを見たらすべてわかる」という状態にしておきましょう。
【おまけ】スマホで見やすいサイトの秘訣
現在はパソコンより圧倒的にスマートフォンでサイトが見られることが多いです。およそ9割近くはスマホでサイトを見ております。
そのため、スマホで見やすいサイトにすることも大切な要素になってきます。
どんな工夫をすれば、スマホで見やすくなるかご紹介いたします。
文字や要素の大きさや量

それぞれの要素ごとに
「文字は大きく」
「画像はパッと見でわかるもの」
「要素の中はできるだけシンプルに」
を意識すると見やすくなります。
実際にサイトを編集した際は一度自分のスマホで確認してみると、どんなふうになっているかイメージが湧きます。
縦積みが基本的なレイアウト

基本的に要素は縦積みにする必要があります。
横並びの場合は「アイコンでわかる」「文字も数文字」など、シンプルな要素の場合のみ、横並びでも見やすくなります。
ただ、基本的には縦に並べることで、一つひとつの要素の大きさを担保し、お客様が操作しやすく、見やすいものになります。
はみ出し要素の考慮

それでも大きく横並びにしたい要素は、画面からはみ出させてスクロール可能にするとよいです。
生徒の声などの要素は基本的に縦積みにすると長くなってしまいます。
そうなると逆に見づらい状況になっています。
このような要素の場合は、「横並びにして」「画面からはみ出させ」「スクロール可能にする」ことで、要素の大きさを担保しつつ、複数表示させることができます。
クリックで開閉させる

一方で要素の内容が多くなる場合にも縦積みできる場合があります。
それが「よくある質問」のように見出しで内容を把握できるものです。
このような場合は、クリックした際に開閉されて中の内容を確認できるようにします。
こうすることで、一つひとつの要素の縦の長さを小さくしつつ、多くの情報を提供できます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最大手である明光義塾のサイトを見ることで、自社のサイトに足りない部分や、後ちょっとの一工夫がわかったと思います!
ここにチェックリストも載せるのでぜひ見ながら改善してみてください!
サイト改善チェックリスト
- お問い合わせ経路の最適化
- ヘッダーに申し込み導線がある
- CTAの設置はされている
- お問い合わせページでメッセージ訴求がある
- 申し込みフォームの項目がシンプル
- 送信ボタンが明確になっている
- 他ページへの導線がほとんど無い
- 集客のための導線設計
- ヘッダーナビゲーションの最適化がされている
- 目的別の導線設置されている
- 下層ページの導線設置されている
- 先回り情報への導線がある
- フッターの構造化がされている
- 信頼を獲得する情報設計
- FVの構成が適切
- 学習塾の強みが明示されている
- 学習塾の実績紹介がある
- 学習塾に通った生徒の実際の声がある
- 保護者の視点からの情報がある
- 保護者からいただくよくある質問がある
- 最新情報の更新が視覚化されている
- 学校種別のページがある
- 校舎専用ページがある
- スマホで見にくい表示になっていない
「塾の生徒をもっと増やしたい」「何から手を付けてよいかわからない」そんな方はぜひご相談ください!
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明光義塾公式サイト https://www.meikogijuku.jp/
(最終閲覧日:2025年9月10日)明光義塾公式サイト「小学生の個別指導」 https://www.meikogijuku.jp/elementary/
(最終閲覧日:2025年9月10日)明光義塾公式サイト「片倉駅前教室」 https://www.meikogijuku.jp/school/tokyo/hachioji-shi/S3308/
(最終閲覧日:2025年9月10日)