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LP制作で失敗する9割の共通点|デザインより先に見直すべきこと

2026 3/29
コラム
LP

こんにちは。合同会社グランドジョブ代表 白木です!

突然ですが、こんな経験はありませんか?

「LP制作に30〜50万円かけたのに、問い合わせが月0〜2件しか来ない」

「デザイン会社に頼んで綺麗なLPを作ったのに、広告費だけが溶けていく」

このようなご相談を、毎月複数件いただきます。そして話を聞くと、ほぼ全員に同じ原因があります。

LP制作で失敗する方の9割の共通点。それは「デザインに力を入れすぎている」ことです。

綺麗なLPは見ていて気持ちがいい。でも、CVR(コンバージョン率)を上げるのはデザインではありません。

本記事では、LP制作が失敗する本当の理由と、成果を出すために優先すべきことを、実際の診断経験をもとに解説します。

目次

LP制作で9割の人が陥る「デザイン至上主義」の罠

LP制作を依頼するとき、多くの方が「とにかく綺麗に、プロっぽく仕上げたい」とおっしゃいます。それ自体は自然な感覚です。

しかし、実際にCVRの高いLPを分析すると、デザインの洗練度と成果は必ずしも比例しません。

私が見てきたケースでは、ざっくりとしたデザインのLPが、デザイン会社制作の美しいLPより2〜3倍の問い合わせを獲得している例が珍しくありません。

なぜこのような逆転が起きるのか。理由はシンプルです。

ユーザーはデザインを見に来ているのではなく、「自分の悩みが解決できるか」を確認しに来ているからです。

どれだけ美しいビジュアルでも、「自分のことが書いていない」「何をしてくれる会社かわからない」と感じた瞬間、ユーザーは離脱します。

デザインは信頼感を高める補助的な役割を果たします。しかし、CVRを決定づける本質的な要素は、デザインの手前にある「言葉」と「構成」です。

CVRを下げる3つの典型的な失敗パターン

私がLPを診断してきた経験から、CVRが低いLPには3つの共通パターンがあります。自社のLPと照らし合わせながら読んでみてください。

失敗①:ターゲットが曖昧なまま制作している

「ターゲットは30〜50代の主婦」——これはターゲット設定ではありません。

年齢・性別・職業だけを定義しても、LPに書くべき言葉は出てきません。大事なのは「このターゲットが今、何に悩んでいて、何を望んでいるか」という悩みと欲求の解像度です。

例えば、同じ「30代主婦」でも——

  • 子育ての合間に副業を探している人
  • ダイエットに10回以上失敗した人
  • 親の介護が始まって時間的な余裕がなくなってきた人

——では、刺さる言葉がまったく異なります。

ターゲットの解像度が低いまま制作すると、「誰にでも当てはまる無難な文章」になり、誰の心にも刺さらないLPが完成します。「みんなに向けた言葉は、誰にも届かない」——これがLPのコピーライティングにおける大原則です。

! チェックポイント

あなたのLPの冒頭を読んで、「これ、私のことだ」と感じる人がどれだけいるか想像してみてください。

成果の上がるLP改善例はこちらの記事も参考にしてください。
>【初心者必見】成果を最大化するLP活用術:コンバージョン率UPの基本と成功事例10選

失敗②:広告とLPのメッセージがズレている

Web広告でLPに集客する場合、広告コピーとLPの冒頭メッセージが一致していることは大前提です。これを「メッセージマッチ」と呼びます。

具体例を見てみましょう。

広告コピーLPファーストビュー結果
「LP制作 30万円〜 最短2週間」「マーケティング全般のご相談承ります」離脱率が上がる ❌
「LP制作 30万円〜 最短2週間」「LP制作、30万円・最短2週間で納品します」CVRが安定する ✅

ユーザーは広告をクリックした瞬間、「自分が求めていた情報の続き」を期待しています。その期待を裏切った瞬間に離脱が起きます。

広告とLPの言葉をそろえることは、デザインへの投資よりも即効性が高く、費用もかからない改善策です。

Google広告について知りたい方はこちらを参考にしてください。
>Google広告とは?種類と全体像を初心者向けに徹底解説

失敗③:構成(導線)の順番が間違っている

LPは「読むもの」ではなく「流れる導線」です。ユーザーはLPを上から下に、ある決まった心理ステップをたどりながら読み進めます。この順番を間違えると、どれだけ良い内容でも読んでもらえません。

よくある失敗は「会社概要や実績を先に見せてしまうこと」。

ユーザーはまだ「自分の悩みを解決できるか」を知りたい段階なのに、「弊社は創業10年の実績があります」から始まっても「だから何?」となります。

成果が出るLPの正しい構成順序:

  1. ターゲットの悩み・状況の言語化(「こんな悩みありませんか?」)
  2. 原因の提示(なぜその悩みが解決できていないか)
  3. 解決策の提示(このサービスが解決できる理由)
  4. 実績・信頼(証拠・事例)
  5. オファー・CTA(今すぐ行動する理由)

信頼(会社紹介・実績)は4番目です。最初に持ってきてしまうのが、最も多い構成ミスです。

▼ LPのCVRにお悩みの方へ

現在のLPの問題点を無料で診断し、改善提案をご提供しています。「問い合わせが来ない」「広告費が回収できていない」という方は、まずお気軽にご相談ください。

→ LP無料相談はこちら

成果が出るLPには「型」がある

失敗パターンの裏返しとして、CVRが高いLPには共通する設計思想——「型」があります。

要素①:ターゲット設定の精度

CVRが高いLPは、ターゲットの「悩みの解像度」が驚くほど高い。

「え、なんで自分のことわかるの?」と感じさせるほど具体的な言葉が並んでいます。これが最初の離脱を防ぐ最大の武器です。

ペルソナ設定の際は、実際にヒアリングした顧客のリアルな言葉をそのまま使うことをお勧めします。「なんかうまくいかない」という生の言葉は、マーケターが整えた綺麗な文章より何倍も刺さります。

要素②:メッセージマッチ(広告×LP)

CVRの高いLPは、広告からLPに入った瞬間に「そう、これこれ!」という感覚を与えます。

広告キーワード → 広告コピー → LPファーストビュー → LP本文、すべての言葉が一本のストーリーでつながっています。

広告ごとにLPを分ける「LPO(ランディングページ最適化)」の考え方もこのためです。一つのLPに複数の訴求を詰め込むと、どのターゲットにも微妙にズレたLPになります。

要素③:構成の順番(PASONAの法則)

CVRの高いLPには、セールスライティングのフレームワークが活用されています。LP制作でよく使われるのが「PASONA(パソナ)の法則」です。

記号意味LPでの使い方
PProblem(問題)ターゲットの悩みを言語化する
AAgitation(煽り)問題を放置するとどうなるかを示す
SoSolution(解決策)このサービスがなぜ解決できるかを説明
OOffer(提案)具体的なオファー内容を提示
NNarrowing(絞り込み)こんな人にだけ向いています
AAction(行動)CTAへ誘導する

この順番で構成を組むだけで、LPの読了率とCVRが大幅に改善します。LP制作の際は「今どのパートを書いているか」をPASONAで常に確認してください。

HPとLPの違いについて詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
>ホームページとランディングページの違い:効果的な活用法

デザインが重要になるのは”最後”の話

ここまで読んでいただければわかるように、私はデザインを軽視しているわけではありません。

デザインは、コンテンツ(言葉・構成)が整った後に、信頼感を補強するものとして機能します。

具体的にデザインがCVRに貢献するのは以下の3点です。

  • 可読性:フォントサイズ・行間・文字色のコントラストが適切か
  • 視線誘導:ユーザーの目線をCTAへと自然に流すレイアウトになっているか
  • ブランド一致感:サービスの世界観とビジュアルが統一されているか

ただし、これらはあくまでも「コンテンツが整った上での話」です。

コンテンツが弱いのにデザインを磨いても、抜けたバケツに水を注ぐようなもの。まずバケツの穴(コンテンツの問題)を塞いでから、デザインを整えるのが正しい順番です。

LP制作・改善の前に確認すべき5つのチェックリスト

LP制作を始める前、または既存LPを見直す際に、以下を必ず確認してください。

  • [ ] 1. ターゲットの「悩みと欲求」を言語化できているか
    → 年齢・性別だけでなく、具体的な悩みの言葉で書き出せているか
  • [ ] 2. ファーストビューに訴求とキーワードが入っているか
    → スクロールせずに見える範囲で「何が得られるか」が伝わるか
  • [ ] 3. 広告コピーとLPのメッセージが一致しているか
    → 広告クリック後に「ここじゃない感」がないか
  • [ ] 4. 構成がPASONAまたはAIDAの順番になっているか
    → 会社紹介より先にターゲットの悩みが来ているか
  • [ ] 5. CTAが最低2箇所以上(中盤・末尾)に設置されているか
    → 「今すぐ行動する理由」が明示されているか

この5つを満たしているLPは、デザインの完成度にかかわらず、CVRが安定する傾向があります。

まとめ:LP制作で本当に優先すべきことの順番

LP制作で失敗する9割の理由は、デザインではなく「コンテンツの設計」にあります。

今回お伝えした3つの失敗パターンを改めて整理します。

失敗パターン原因CVRへの影響
ターゲットの解像度が低い悩みの言語化が不十分誰にも刺さらない文章になる
広告とLPのメッセージがズレているメッセージマッチの欠如広告からの離脱率が上がる
構成の順番が間違っているPASONA/AIDA無視読んでもらえないまま離脱される

これらはすべて、デザインを手直しする前に解決すべき問題です。

LP制作に費用をかけたのに成果が出ていない方は、まずコンテンツ設計の観点からLPを見直してみてください。ほとんどのケースで、デザインより先に改善すべき箇所が見つかります。

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合同会社グランドジョブでは、LP制作(30万円〜)のほか、既存LPのCVR改善コンサルティングも対応しています。

広告運用と一体で見ているからこそできる、成果にこだわったLP制作が私たちの強みです。

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代表:白木龍之介

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