こんにちは!
合同会社グランドジョブマスコット りゅうぽんです!
「体験授業を実施しているけど、なかなか申込みに繋がらない。」
そんな悩みを抱えている学習塾は多いかと思います。
実際、私のクライアント様であるプログラミング教室でも、サイトはあるのになかなか無料体験に繋がらない。
最初は悩みを抱えていました。
しかし、サイトなどの導線を改善することで、翌月から無料問い合わせ発生。現在も無料体験が継続して発生している状態が続いております。
この記事では、そんな塾の体験授業申込みを増やすための導線改善の具体策を解説します。
最後に無料診断レポートのご案内もあります。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
なぜ体験授業の集客が難しいのか?

体験授業は無料でやっているのに、なんでこんなにも申込みが集まらないんだろう?
そうやって思っていませんか?
それにはみんながかける共通の理由があります。ここでは集客が難しい理由を3つご紹介いたします。
そもそもどこから申し込めが良いかわからない
塾運営者はなかなか気づかないのですが、この理由が圧倒的No.1です。
- そもそもどこから無料体験に応募したらよいかわからない。
- 電話を促されるけど、本当にここから無料体験できるかわからない。
- 無料体験をやってることすらわからない
など、そもそも無料体験をしたくてもできない状態になっていることがほとんどです。
今すぐ、あなたの塾のサイトをスマホで見て、無料体験しやすいようになっているか確認してください。
入塾しなければいけない雰囲気になりそう

「一度体験したら、強く勧誘されるのではないか」という不安から、申込みを躊躇する保護者は少なくありません。
また、そうでなくても、家にチラシがたくさん届いたりと、無料でもあまり前向きにならないことが多いです。
どんな塾かわからなすぎて申し込めない
授業内容や講師の雰囲気、料金体系といった情報が不足していると、保護者は安心して子どもを任せることができず、申込まで至りません。
これらの課題を解決する鍵が「導線改善」です。
改善ポイントは「流入導線」「集客ページ」「情報充実」「スマホ最適」「申込み設計」です。
それぞれどんな改善ができるか一気に見ていきましょうl
最適な流入導線を設計している

Webサイトへの集客は、闇雲に行っても成果は出ません。
保護者の検討段階に合わせた情報提供が必要です。
お客様には5つの段階がある
保護者が塾を知り、入塾を決めるまでには、一般的に以下の5つの心理段階があります。
- 認知・興味
SNSやWeb広告、Googleマップ、チラシなどで塾の存在を知る。 - 比較・検討
Webサイトやブログ記事、口コミサイトで他の塾と比較する。 - 申込(LPへ誘導)
興味を持った塾の体験授業や説明会に申し込む。 - 体験・入塾
実際に塾を訪れ、入塾を決定する。 - 関係構築・再訪促進
入塾後、LINE公式アカウントなどで継続的に情報を受け取る。
各段階にあった媒体を使う

これらの段階ごとに、最適な媒体(チャネル)を使い分けることが重要です。
心理段階 | 媒体 |
---|---|
認知・興味 | Googleマップ(MEO)、SNS広告、地域情報サイト、WEB広告、チラシなど |
比較・検討 | SEO対策を施したブログ記事、口コミサイトへの情報掲載、WEBサイト |
申込 | 訴求力の高いLP(ランディングページ)、リスティング広告 |
体験・入塾 | 現場 |
関係構築・再訪促進 | LINE公式アカウント、メルマガ |
KPIを明確に置く
各施策の成果を測るため、「入塾者数から逆算して、各段階で必要な数値を設定する」ことが不可欠です 。
例えば、「月5人の入塾」を目標とするなら、「体験参加者は10人必要」「サイトからの申込は13件必要」といった具体的なKPI(重要業績評価指標)を定めます 。
このKPIを設定することで、「どの申込み段階でお客様が離脱しているか」が明確になり、無闇やたらな改善ではなく、明確な効果のある改善ができます。
集客に特化した訴求用ページ(LP)がある

塾の魅力を凝縮し、保護者に「体験したい」と思わせるためには、情報が整理された専用ページ(LP)が極めて有効です。
LPとは
LP(ランディングページ)とは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。
一般的なWebサイトが様々な情報への入口を提供するのに対し、LPは**「体験授業への申込」など、特定の行動を促すことだけに特化**して設計されます。
一般的なWEBサイトとLPの違いを知りたい方はこちらも記事を参考にしてください。
ホームページとランディングページの違い:効果的な活用法
LPが学習塾に向いている理由

情報が一つにまとまっているLPは、スマートフォンで複数の塾を比較検討する保護者にとって非常に分かりやすく、短時間で塾の魅力や特徴を伝えることができます。
さらに、他のページへの導線がないため、離脱リスクも少なく、効果的に保護者に対して訴求することができます。
結果として、訪問者の離脱を防ぎ、申込率の向上に直結します。
保護者の不安を解消する情報が明確に掲載されている
申込みを後押しするためには、保護者が抱くであろう疑問や不安を先回りして解消する情報を、分かりやすく提示する必要があります。
- 実績
合格実績や成績アップ事例などを具体的に示します。 - 生徒・保護者の声
実際に通っている生徒や保護者のリアルな声を掲載し、信頼性を高めます 。 - 特徴
「個別指導」「少人数制」といった塾の強みを明確に伝えます。 - 授業内容(一部)
どのような授業が行われるのか、具体的なイメージが湧くように紹介します。 - 教室の場所
Googleマップを埋め込むなどして、アクセスのしやすさを伝えます。 - 数値でのデータ
「生徒満足度95%」「定期テスト平均20点アップ」など、客観的な数値を提示します 。 - よくある質問(FAQ)
「費用はいくらですか?」「宿題は出ますか?」といった頻出の質問に予め答えておきます 。 - 塾のスタッフの顔が見える
どんな人が教えているかはとても興味のもたれるポイントです。塾長の紹介だけでも信頼感がグッと上がります。
スマートフォンでの見やすさ(UI/UX)が最適化されている

現在、保護者のほとんどはスマートフォンを使って塾の情報を探しています。
スマホでの見やすさは、申込率を左右する重要な要素です。
一般的に塾のサイトは8割〜9割はスマートフォンで見られております。
そのため、スマートフォンで見やすいサイトでなければ、そもそも興味すら持たれない可能性があります。
ただ、以下の2つを改善するだけで圧倒的にスマホでも見やすくなるので参考にしてください。
文字が小さくない
スマートフォンは画面が小さいため、どうしても1画面で見られる情報がかなり少ないです。
そのため、多くの塾経営者は情報をたくさん伝えたく、文字を小さくしてしまいがちです。
しかし、その結果見づらくなってしまい、余計誰にも見られないサイトが完成してしまいます。
最低でも14px以上でないと見づらいので、それを意識した文字サイズにしてください。
イラスト・画像が見やすい
イラストや画像は文字を読まなくても、ひと目でイメージを伝えられるので有効です。
しかし、これも細かすぎると、結局何も伝わらない、無駄にスクロールの必要な原因になってきます。
そのため、画像内は要素を少なく、小さくなっても見やすいものを使うように心がけてください。
もし必要であれば、スマホ用の画像も検討する必要があります。
- 文字が小さくない:
スマートフォンの画面でもストレスなく読める文字サイズに設定します。 - イラスト・画像が見やすい:
画像は適切なサイズに圧縮・最適化し、表示速度を担保します。 - ボタンが小さくない:
「タップしにくい」と感じさせない、十分な大きさのボタンを設置します 。 - 画面領域が狭くない:
不要なポップアップやバナーで、閲覧を妨げないようにします。 - 途中にCTAがある:
長いページでも、スクロール途中で申込みができるよう、CTAボタンを複数配置します 。
申込みの基本設計ができている

最後の申込フォームでユーザーにストレスを与えてしまうと、それまでの努力が水の泡になってしまいます。
申込みフォームは以下の点に気をつけるだけで劇的に使いやすさが改善されます。
- フォームがシンプル:
入力項目は必要最小限に絞り込みます(例:保護者氏名、生徒学年、電話番号など)。 - ボタン:
「送信」「申し込む」といったボタンは、大きく分かりやすいデザインにします。 - 申込み種別が複数ある:
「体験授業」だけでなく、「資料請求」「個別相談」など、検討段階に合わせた複数の選択肢を用意することで、潜在的な顧客を取りこぼしません 。 - 申込みの論理構成が明確:
申込完了までのステップ(例:「入力→確認→完了」)を明示し、ユーザーに安心感を与えます。
ミニ事例(匿名):導線整備で申込が対前月比150%に

ある地域密着型の学習塾では、サイトへのアクセスはあるものの、体験申込が伸び悩んでいました。そこで、以下の3つの導線改善を実施しました。
- CTAボタンを全ページのスマホは下部、PCは再度に設置
- 申込フォームの直前に申し込むメリットの文言を追加
- 申込フォームの項目をシンプルに最小にした
結果、施策実施の翌月には体験授業の申込数が対前月比で150%に増加しました。
今すぐできるチェックリスト & 無料診断のご案内

ここまで解説したポイントを、すぐに実践できるチェックリストにまとめました。
10項目チェックリスト
- 保護者の検討段階に合わせた集客施策を打てていますか?
- 体験授業の申込に特化したページ(LP)はありますか?
- 合格実績や保護者の声など、信頼性を高める情報は掲載されていますか?
- 授業内容や料金体系は分かりやすく明記されていますか?
- スマートフォンで見た時に、文字やボタンは小さすぎていませんか?
- ページの途中に申込ボタンは設置されていますか?
- 申込フォームの入力項目は最小限になっていますか?
- 「体験授業」以外の申込の選択肢(資料請求など)はありますか?
- Googleマップの情報は最新ですか?
- 各施策の数値目標(KPI)を設定していますか?
無料診断レポートの受け取り方
「チェックリストを試したが、どこから手をつければいいか分からない」 「自塾のWebサイトの課題を、専門家の視点で分析してほしい」
このようにお考えでしたら、ぜひ弊社の無料“集客診断レポート”をご活用ください 。貴塾のWebサイトを分析し、現状の課題、具体的な改善提案、そして最初の90日間で取り組むべきアクションプランをまとめてご提供します 。
お問い合わせいただき、貴社のサイトを拝見させていただき、無料”診断レポート”を作成させていただきます。
まとめ
体験授業の集客を増やすためには、保護者の心理を理解し、スマートフォンでの閲覧を前提とした上で、スムーズで分かりやすい導線を設計することが不可欠です。
今回ご紹介した5つのポイントを参考に、ぜひ貴塾のWebサイトを見直してみてください。
「塾の生徒をもっと増やしたい」「何から手を付けてよいかわからない」そんな方はぜひご相談ください!
貴社の事業にとって、WEBが最強の武器になるよう全力でサポートします。