学習塾の集客において最も重要なのは、予算を投下する前に「体験申込→入会」の導線(バケツの穴)を塞ぐことです。
今回の記事では、CAC(顧客獲得単価)を「月謝×3か月分」以下に抑えることを基準とし、まずは基礎を固めた上で、月額予算3万円から100万円超までの最適な配分と運用手順を解説します。
これは、私たちが実際に提案させていただく、ベースの考え方です。各学習塾に応じてカスタマイズはしますが、まずはこの考え方を身に着け、応用していってください。
全レンジ共通:まず整える基礎体力
広告や紙媒体への露出を増やす前に、まず“受け皿”を洗練させることが最短で入会を増やす近道です。
無料体験用のLPを用意して、スマホの1画面で納得できる構成(所要・持ち物・地図・税込料金・電話)に集約します。
フォームは最小限に削減し、自動返信メールで安心を担保します。
また、SLA(5分以内架電)と72時間以内のフォロー体制を作り上げることで、問い合わせから体験へ以降する割合を底上げします。
さらに、GBP(Googleビジネスプロフィール)のNAP統一・商品登録・写真・Q&Aでグーグルマップの信頼を固めます。
実践手順と運用ルール

まずはこちらの5つがしっかり取り組めているか確認をしましょう。もしできていない場合は最初のステップとして取り組んでください。
- 無料体験LP(ランディングページ)の作成・最適化
- CTA(行動喚起のボタン)の設置と明確化
ページ上部・中部・下部+スクロール追従を設置します。さらに、ボタンは行動を明確に示し、行動に示しやすいように目立たせましょう。 - FV(ファーストビュー)の最適化
スマホで見た際に「対象・どんな良さがあるか・場所・強み・生徒画像」が1画面で見られるように設計をします。まっすぐ意図を伝えるとユーザーの行動を促せます。 - コンテンツの順番の最適化
徐々に納得できるような構成にします。「悩み共感 → 解決策(強み)→ 実績 → 流れ → オファー(特典)→ フォーム」が王道でよく使われる構成です。
- CTA(行動喚起のボタン)の設置と明確化
- EFO(入力フォームの最適化)
- 項目を削減市スマートに:
氏名、学年、メールアドレス、電話番号、希望日程の5つのみを必須にします。必須の入力項目はできるだけ少なくしてください。情報は後からも集められます。 - 自動返信の設定
問い合わせ内容の確認や、この後の流れ「(例)担当者より〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇からお電話します」と明記して、問い合わせ者が失念することを防ぎます。
- 項目を削減市スマートに:
- 計測環境の整備
- ツールの設定
GTM(Googleタグマネージャー)経由でGA4を設定します。また、サーチコンソールを使いインデックス設定する必要もあります。 - CVイベント定義:
体験完了(Thanksページ到達)、電話ボタンタップ、LINEボタンタップ、資料ダウンロードなど、どのタイミングをCV(コンバージョン:WEB上の購入)にするかを決めて、計測できるように設定致します。。
- ツールの設定
- 架電体制の確立& 72hフォロー
- 5分以内架電
申込み直後に電話をし、CV率を高めます。そのために、申込後のドタイミングで電話をかけるのか、出なかった際の対応などをルールぎめします。 - 72hルール:
初回接触から72時間以内に体験日程を確定させるようにリマインドメールや架電を行います。
- 5分以内架電
- GBP(MEO対策)
- NAP統一
名前(Name)・住所(Address)・電話(Phone)をGoogleマップと公式サイトと完全一致させます。 - レビュー運用
月2件の新規獲得、評価★4.6以上をKPIとして運用をします。レビューをいただくための、トークスクリプトやQRコードの用意などをして、レビューを少しずつ増やします。
- NAP統一
これらの準備を追えるだけで、他の学習塾には差を作れます。また、準備が整っていると、広告などでサイトの流入を増やした際に、効果的に集客することができます。
ここからは、月額にかけられる広告費毎のマーケティング施策をご紹介致します。
月額3万円|最小の勝ち筋で検証

限られた予算では“刈り取り×CVR(転換率)”に一点集中する必要があります。
リスティング(検索)広告で「地域名+塾」などの”今すぐ客”に広告を出し、Googleマップ広告で近隣の需要を取りに来ます。また、リマーケティング施策で、まだ悩んでいる層の背中を押し、体験授業につなげます。
さらに、紙媒体はB5二つ折りチラシを制作し、地図と特典とともに情報を寄せて、QRコードには計測パラメータ(URLの末尾に”?〇〇”のように?+文字列のこと)を付与して流入を可視化します。
このように計測環境や細かい条件設定などをすることで、少ない予算をうまく活用します。
広告では、週次で除外キーワードと配信時間帯を調整し、体験→入会につながる流れを1つ作るのが目標です。この金額だと、WEBで出すと、露出が少なく効果が低い可能性が高いです。
一方で、お金はあまり出せないが、自分自
配分表とKPI
| 施策 | 配分(目安) | 詳細・設定ルール |
|---|---|---|
| 検索広告 | 50% | マッチタイプ:Exact/Phrase エリア:半径1.5–3km 時間:16–23時を厚めに 除外設定:厳しめ(無料、バイト、アプリ等) |
| マップ広告 | 20% | ターゲット:最寄駅・競合塾周辺 リンク先:体験LP直 |
| リマーケ | 15% | クリエイティブ:FAQ前倒しLPや当日特典の訴求 頻度:フリークエンシーキャップを設定 |
| 紙媒体 | 15% | 仕様:B5二つ折り 計測:QRコードに計測パラメータを付与 |
- KPI目安
- 見込み客獲得単価 ¥3,500–¥5,000
- 問合せ 6–9件
- 体験 4–7件
- 入会 2–4名
- 制作物:
- 体験特化LP
- 広告文
- バナー(3サイズ)
- B5チラシ原稿
- 運用ルール
週1回、検索クエリレポートを確認し「除外キーワード」を追加。5分以内の架電と72hフォローを徹底。
月額5万円|刈り取り強化&欠損つぶし

3万円帯の構成をベースに、学年/科目軸のキーワード拡張を行います(例:「〇〇市 中学数学 塾」)。広告の幅を広げ、より獲得できる層を広げます。
GBP(グーグルビジネスプロフィール)には「持ち物・所要時間・費用」などのQ&Aをオーナー権限で事前登録し、不安を払拭します。
このように、GBPはただ情報を載せるだけではなく、お客様が欲しい情報を先出しする場所としても活用できます。
また、電話タップやLINEタップをGA4でイベント化し、“非フォームCV”も成果として計測・評価することで、今まで、巻き取りきれていなかった層に対して、どんなアプローチが良いか検討し反映することができます。
さらに、検索とマップに寄せて刈り取りを厚くしつつ、リマーケ施策と紙で最後の一押しを安定化させる狙いがあります。
配分表とKPI
| 施策 | 配分(目安) | 詳細・設定ルール |
|---|---|---|
| 検索広告 | 55% | 拡張:学年掛け合わせ・科目掛け合わせKWを追加 入札:tCPA(目標コンバージョン単価)導入検討 |
| マップ広告 | 20% | 整備:Q&A(よくある質問)をオーナー投稿で充実させる |
| リマーケ | 15% | 対象:フォーム到達したが未完了のユーザーを重点的に |
| 紙媒体 | 10% | 配布:校門前配布や近隣ポスティングに絞る |
- KPI目安
- 問合せ 10–15件
- 体験 7–12件
- 入会 3–7名
- 追加設定
GTM→GA4連携で「電話タップ」「LINE友達追加」をCVとして計測開始します。
月額8万円|“面”を取りにいく入口追加

検索・マップに加え、Meta(Instagram/Facebook)広告のカルーセル形式を導入し、教室の雰囲気・流れ・料金・地図・特典を視覚的に訴求します。また、季節LP(例:定期テスト対策、夏期講習)を作成し、そこから通常体験LPへのクロス導線を敷くことで需要の山を取り切ります。GBPの先頭写真は「明るい内観+講師の笑顔」に差し替え、検索結果での“その場CV(電話/経路検索)”率を強化します。
予算がある程度あるため、WEBからの流入量をある程度確保できる。その一方で、紙媒体をクリエイティブを差し替えて、定期的に配布するには予算不足。
配分表とKPI
| 施策 | 配分(目安) | 詳細・設定ルール |
|---|---|---|
| 検索広告 | 45% | 維持:刈り取り効率を維持しつつ予算増 |
| マップ広告 | 20% | クリエイティブ:写真を「人が映っている明るいもの」へ差替 |
| Meta広告 | 25% | 形式:カルーセル(流れ/料金/地図/特典) 基準:CPLを検索広告と同等以下に抑える |
| リマーケ | 10% | 役割:検討期間の長い層への純粋想起維持 |
| 紙媒体 | 5% | 配布:校門前配布や近隣ポスティングに絞る |
- KPI目安:
- 問合せ 16–24件
- 体験 12–19件
- 入会 5–11名
- 制作物
季節キャンペーン用LP、Meta用画像3枚(3テーマ)。
月額10万円|標準形で安定化

広告4面(検索/マップ/Meta/リマーケ)で分散させることで、流入導線を広く確保し、集客を安定させます。
ここまで来ると、他店舗にも転用できるくらい標準化できるため、拡大を視野にデータの収集・再現性の確保を念頭に置くのが大切になってきます。
運用面では「電話台本(スクリプト)」と「当日申込特典」を導入し、体験→入会の転換率を押し上げます。流入だけでなく、入塾までを戦略的に設計することで、1生徒の獲得コストを抑えます。
また、検索広告も工夫する余地があります。
指名検索と非指名検索をキャンペーン分けし、指名保護と新規獲得を個別に最適化します。
月額10万円かけられるようになると、比較的細かい箇所まで分けて取り組むことのコスパが良くなります。そのため、トークスクリプトや広告の分類分けなどを丁寧に設計していくことが大切になってきます。
配分表とKPI
| 施策 | 配分(目安) | 詳細・設定ルール |
|---|---|---|
| 検索広告 | 40% | 構成:指名KWと一般KWをキャンペーン分割し予算管理 |
| マップ広告 | 20% | 運用:週1回「今週の空き枠状況」を投稿機能で発信 |
| Meta広告 | 25% | ターゲティング:保護者世代(35-55歳)×エリア×興味関心 |
| リマーケ | 15% | オファー:「今月残り3名」など緊急性を付与 |
- KPI目安
- 問合せ 20–30件
- 体験 15–24件
- 入会 7–14名
- 追加施策
- 当日特典の一本化
「体験当日に入会を決めた場合のみ入会金無料」等。 - 電話台本整備
希望ヒアリング → 日程提示 → 当日の流れ説明 → 特典予告。
- 当日特典の一本化
月額20万円|巡航速度で勝ち面拡張

更に広くリーチを広げられる段階です。検索広告の厚みを保ちつつ、Googleの自動化メニューであるP-Maxキャンペーンを導入し、取りこぼしを補完します。
ポスティングは2週サイクルで配布エリアをA/Bテストし最適化していきます。
さらに、校舎ブログ(月4本)を開始し、「〇〇中学 過去問」「〇〇高校 合格実績」などのローカル固有ネタを記事にして、SEO資産化を図ります。
媒体横断の導線を体験LPに一本化することで、体験獲得単価や問い合わせ率のブレを抑え、体験化率を安定させます。
ここまでの予算になると、1店舗あたりの広告費や、店舗ごとでどの広告からの流入が多いかなど、多店舗横断的に広告費を管理する必要があります。
配分表とKPI
| 施策 | 配分(目安) | 詳細・設定ルール |
|---|---|---|
| 検索広告 | 35% | 役割:顕在層の確実な獲得 |
| P-Max | 20% | 役割:YouTube/ディスプレイなどへの面展開・自動最適化 |
| Meta広告 | 25% | クリエイティブ:動画素材のテスト導入 |
| マップ広告 | 10% | 役割:地域No.1の表示順位維持 |
| 紙媒体 | 10% | 運用:エリア×クリエイティブでABテスト |
- KPI目安:
- 問合せ 35–55件
- 体験 26–44件
- 入会 12–26名
- コンテンツ:
校舎ブログ月4本更新(実績/イベントレポート/学習法)→ 記事下に体験CTA設置して、コンテンツを問い合わせにつなげます。
月額50万円|複数校・広範囲で最適化

複数校舎・広範囲配信を前提としたフェーズです。店舗でのスキルのノウハウのテンプレ化はもちろん大事ですが、集客側面においても、広く、そして再現性をもたせ勝ちパターンを作っていく必要があります。
P-Maxのアセット最適化と、Meta広告の類似オーディエンス拡張で露出面を拡大します。スマホで撮影した短尺動画を制作し、リマーケティング素材として再利用していきます。
ディスプレイ系の広告や動画広告は問い合わせ以上に「第一想起」を取りに行く施策のため、計測環境を整え検証できる体制にしていないと、投資対効果の判断ができなくなります。
そのためにも、LookerStudio等のダッシュボードで全媒体のCPL/CVR/CACを横断的に可視化し、「KPIゲート(緑=増額、黄=維持、赤=減額・改修)」を用いて機械的に予算配分の意思決定を行う必要があります。
配分表とKPI
| 施策 | 配分(目安) | 詳細・設定ルール |
|---|---|---|
| 検索広告 | 30% | 運用:自動入札戦略の精度向上(ROAS等) |
| P-Max | 25% | アセット:動画・画像・見出しの組み合わせを最大化 |
| Meta広告 | 20% | 拡張:CV類似ユーザーへの配信拡大 |
| 動画広告 | 10% | 媒体:YouTube/Metaリール等への短尺動画配信 |
| マップ広告 | 10% | 運用:多店舗管理ツールでの一括投稿・分析 |
| 紙媒体 | 5% | 役割:Webで届かない層へのリーチ補完 |
- ダッシュボード:
- 媒体横断レポートを作成
- KPIルールを決めての運用を徹底。
月額100万円|地域ドミナントへ

地域の「第一想起(塾といえばあそこ)」を取りにいく段階です。
「この塾の名前よく聞くな」そうなるくらいのポジショニングをとりに行く必要があります。
駅前のA看板やウィンドウ装飾などをして、露出を増やします。その際におしゃれなメッセージより「どこに、なんという学習塾があるのか」これを明確に伝えられるクリエイティブにする必要があります。
さらに、集客も各顧客心理に合わせ他施策で取りに行く必要があります。
- 検索・P-Maxを基軸にしつつ
- 駅前のA看板やウィンドウ装飾で“その場CV”を拾い
- Webサイト内に「学校別ページ群(高校名×科目/内申対策)」を作成してロングテールSEOを積み上げる
これらに取り組むことで、ほとんどの層にアプローチし続けることができます。
また、既存生徒・保護者向けの紹介制度をキャンペーンではなく定常運用化し、広告依存度を下げつつLTV(顧客生涯価値)を伸ばします。
ここまで来ると、WEBからの集客だけでなく、リアルであったり書籍など様々な流入・認知経路を確保する必要が出てきます。
配分表とKPI
| 施策 | 配分(目安) | 詳細・設定ルール |
|---|---|---|
| 検索広告 | 25% | 戦略:競合指名KWへの対策強化 |
| P-Max | 30% | 戦略:認知〜獲得までフルファネルで活用 |
| 動画広告 | 15% | 素材:生徒インタビュー、授業風景などの高品質化 |
| Meta広告 | 15% | 運用:地域×年齢でのブランド認知広告配信 |
| マップ広告 | 10% | 施策:MEO上位独占 |
| 紙/OOH | 5% | 施策:駅前看板、バス広告、ウィンドウ装飾 |
- サイト施策
商圏内の全中学校・高校別の対策ページ作成。 - 紹介制度
「友達紹介カード」の常備と、入会時の紹介特典説明の定常化。
100万円超|ブランド×採用×多拠点の統合戦

ここまでやるの50店舗以上ある超大手の学習塾です。
単なる集客を超え、ブランド世界観を“マス×デジタル×コミュニティ”で統合していきます。
交通広告・新聞折込・TVCMなどのマス露出は、体験LPへの導線とデザイン・トーンを一貫させて運用をする必要があります。最近では、タクシー広告やTVerなどのマスメディア系サービスの広告も盛んになってきています。
さらに、地域紙の取材や記事広告をWebサイトに転載し、「メディア掲載実績」としてSEO資産化・信頼性向上に使います。
また、採用広告も生徒集客と同一のトーン&マナー(トンマナ)に揃え、校舎拡張に不可欠な人材パイプラインを同時に構築します。
この規模になってくると、ブランディングが鍵になってきます。全国において「〇〇な学習塾といえば」と連想できる地位を築けることで、盤石なブランドの確立につながります。
配分表と戦略
- 配分(目安)
マス 40% × デジタル 40% × コミュニティ(紹介・イベント) 20% - PR戦略
地域紙・ローカルメディアへの記事広告出稿 → Web転載 → SEO資産化。
ブランド統一
ブランドガイドライン策定、採用広告と集客広告のデザイン・メッセージ統一化。
逆算KPIテンプレ / 計測・運用チェック
目的から逆算したKPIこそが、配分と予算増減を決める唯一の“物差し”です。
「入会数」から逆算して必要な流入数を割り出し、グーグルアナリティクス(GA4)のCV定義を統一します。
また、SLA達成率(5分以内架電率)とGoogleレビュー獲得数を運用KPIとして組み込み、月次の定例会で「増額・維持・減額」をルール通りに判断します。
逆算KPIシミュレーション(月間)
| 項目 | 計算式・目安 | 具体例(目標入会10名の場合) |
|---|---|---|
| 目標入会 | X名 | 10名 |
| 体験数 | 入会数 ÷ 入会率(50%) | 20件 |
| 問合せ数 | 体験数 ÷ 体験化率(80%) | 25件 |
| 必要流入 | 問合せ ÷ LP CVR(2%) | 1,250セッション |
| ガードレール | CAC ≤ 月謝×3か月 | 1入会あたり予算上限を設定 |
計測・運用チェックリスト
- GA4計測
体験完了(Thanksページ)、電話タップ、LINEタップ、資料DLが正しくカウントされているか。 - SLA順守
営業時間内の問合せに対し、90%以上が5分以内に架電できているか。 - レビュー
Googleビジネスプロフィールに月10件以上の新規レビューが入っているか。
よくある失敗と対策
成果が伸びない主な原因は「順序」と「測定」にあります。
- LPやフォームが未整備なまま広告費を増やす
- 最初から媒体を広げすぎて運用が追いつかない
- 体験後の追客が弱く入会に至らない
この3つが典型的な失敗パターンです。
まずはCVRを1.5〜2倍に高めることを優先し、勝ちパターンが見えた媒体に予算を集中投下してください。そして48時間以内の振り返りと特典期限の設定で入会率を底上げします。
失敗例と対策
- LP・フォームが使いにくいまま広告増額
- 【対策】広告費を上げる前に、フォーム項目削減とFV(ファーストビュー)改修を行います。CVR改善が最優先です。
- 最初から手広くやりすぎて管理不能
- 【対策】「検索+マップ」から始め、CPAが合うまで他媒体(Meta/動画等)には手を出さないようにします。
- 体験に来たが「検討します」で終わる
- 【対策】48時間以内の電話フォローを徹底し、「当日入会特典」の有効期限を区切って決断を促します。
更に、メールや公式ラインなどで追客のルール化を徹底し、入会までのフォローを仕組みで解決します。
- 【対策】48時間以内の電話フォローを徹底し、「当日入会特典」の有効期限を区切って決断を促します。
カスタマイズ精度を上げるための情報
※本記事では汎用的なモデルケースを提示していますが、個別のカスタム版は掲載しません。
ただし、下記の定性・定量情報があれば、社内会議等において、より精緻な施策配分とKPI設定(カスタマイズ)が可能になります。
駅からの距離や商圏の特性によって、最適な勝ち筋は変化します。
- 最寄駅からの徒歩分数 / 競合塾との距離
- 月謝単価 / 初期費用総額 / 平均在籍期間(LTV)
- 教室の座席数 / 講師の稼働率 / 1コマの授業制度
- 商圏の学年構成比 / 私立・公立志向比率 / 競合密度
- 営業時間 / 受電可能体制 / 現在のSLA状況
- 現行LPのCVR / GBPの順位・クチコミ数
- 過去の媒体別実績(CPL・CVR・CACの概算)
まとめ:自社の予算に合わせた施策を試そう
入塾のためのマーケティング施策は様々な種類があります。
しかし、施策によって「このくらいの予算があれば効果を最大化できる」というふうに特徴が大きく異なります。そのため、自社のマーケティング予算に合わせた施策を打つ必要があります。
しかし一方で、予算に合わせて、堅実なマーケティング施策を打つことで、再現性が高く生徒集客ができ、経営判断がしやすい助教にもつながります。
この記事を通して「自社の規模と予算はこれくらいだから、この施策を試してみよう」総判断できるようになっていると嬉しいです。
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グランドジョブでは、
「貴塾の現状ヒアリングと、Webサイト・GBP・広告アカウント・計測環境の“目視診断”」
を通じて、次の90日で取り組むべきロードマップを簡易レポートとして返却しています。
本コラムをお読みいただいた学習塾様向けの無料枠です(契約前提ではありません)。
「何から手を付ければいいか迷っている」という方は、ぜひ現状把握にお役立てください。


